(仮称)よしもとファミリー
クリニック

はじめましてYOSHIMOTO Kids & Family Clinic 院長の吉本 啓修と申します。
このご挨拶を通じて、私の人柄や、このクリニックに込めた思いを少しでも感じていただけますと嬉しく思います。
私は幼い頃から山崎で育ち、小学生の頃は河東小学校に通いながら、放課後は剣道に打ち込む毎日を送っていました。
両親もこの山崎の地で保育園を立ち上げ、現在は社会福祉法人として地域の子どもたちを支える取り組みを続けています。
これまで、このように地域の皆さまに支えていただき歩んでこられたことを、心から感謝しております。
子どもやその家族のために力を尽くす両親の姿を、私は小さなころから身近に見てきました。

 

「人のためになる仕事がしたい」
そんな思いを自然と抱くようになった私が、医師を目指す決意を固めたのは、父の病気がきっかけでした。
残念ながら、医師となったときには父は他界しており、病を治すという夢は叶いませんでした。
しかし、父が人生をかけて取り組んできた幼児教育や学習支援、そして“子どもだけでなく、その家族全体を支える”という強い思いを、
私は医療というかたちで引き継ぎたいと考えるようになりました。
そうして、この「Kids & Family Clinic」を開設することとなりました。

 

私自身も、子育てをしている一人の親です。
子どもが発熱したときや怪我をしたときの不安や、ケアをする保護者や祖父母の心身への負担を、身をもって知っているつもりです。
だからこそ、このクリニックでは、子どもを中心に、そのご家族の皆さまが元気になれる場所を目指します。
体のことはもちろん、心の健康も大切に。
病気のときだけでなく、元気なときにも気軽に立ち寄れる。

「ここに来ると、ちょっと安心する」「話せてよかった」
そう思っていただけるような、やわらかい空間をつくっていきたいと考えています。
医療の役割は、治すことだけではありません。
病気にならないように支えること──それこそが、これからの地域医療の大切な使命だと思っています。
この宍粟の地に帰り、医師として、そしてこの地で育ててもらった一人として、少しでも恩返しができることを、心から嬉しく思っています。
どんなことでも、どうぞ気軽にご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

院長　吉本 啓修